良い文章を書くためには断言調にし、ぼかし言葉は排除する

ライティングのテクニックの1つに、「断言調にする」ということがよく言われます。これは読者心理を考えたとき、曖昧な文章よりも断定的な文章のほうが説得力が増すからです。

たとえば、「日本の人口が減っている気がする」と「日本の人口が減っている」という2つの文章の場合、どちらに説得力を感じるかといえば後者でしょう。こうして比べてみれば、断言調のほうがよいのは明らかです。

難しいのは、自分がよく知らない事柄について書くときです。

上記の人口の例なんかは実際に数字を調べてみればいいのですから、断言調にすることに迷いはありません。しかし、自分がよく知らないこと、調べてもよくわからないことの場合、断定的に書くのを躊躇ってしまう人は多いはず。

しかし、そういうときでも、とりあえず断定してしまうのが良い文章を書くコツです。なぜなら、断定的に書くことで文章にリズムが生じるからです。リズムがある文章は、心地いい読後感をもたらします。

「でも、もし読者から間違いを指摘されたら?」と不安になる人も多いでしょう。その場合は素直に間違いを認め、訂正すればいいのです。特にWebの文章は紙に印刷されたものと違って、あとからの修正が容易なので、仮に間違いを犯してもそこまで大事にはなりません。なので、気楽に断言調にしましょう(たまに間違いを指摘されても一切訂正に応じない書き手がいますが、これは当然NGです)。

また、文章を断言調にするために、避けるべき表現があります。「ぼかし言葉」と呼ばれているものです。以下にその一例を取り上げます。

  • 「〜みたいな」
  • 「〜とか」
  • 「〜だろう」
  • 「〜と思う」
  • 「〜かもしれない」
  • 「ある意味〜」
  • 「わたし的には〜」

こうした言葉遣いは会話なら違和感はありませんが、文章にするととたんにおかしくなります。LINEやTwitterでは許容範囲でしょうが、ビジネスの場で用いるのは明らかに失格です。うっかり使わないよう、日頃からブログや日記等で訓練しておくといいでしょう。

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