「ポメラ」PCでは執筆に集中できない、という人のための専用マシン

unsplash-logoSpencer Kaff

一般的に、パソコンが文章執筆のメイン機器になってしばらく経ちます。最近ではスマホがメインという方もいますが、とにかく、コンピュータは文章執筆においてかかせない存在となりました。

コンピュータによる執筆は手書きよりも便利である反面、デメリットもあります。執筆以外の機能も豊富にあるため、つい気が逸れてしまいがちになるのです。特に、インターネット。Googleで調べものをしているうちに時間が過ぎてしまい、肝心の執筆が進まなかった、というケースはよく聞く話です。

気を散らさず、純粋に執筆だけに集中したい。そんなときは、思い切って執筆専用のマシンを買ってしまうのもひとつの手です。

文章執筆専用のマシンとして有名なものに、キングジム社の「ポメラ」があります。

ポメラにはいくつかの種類がありますが、現在(2018年1月時点)の最新機種は「DM200」と呼ばれるものです。その他の機種は性能的に古いため、購入するならば、このDM200一択になるのが実情です。そのため、以下の記事内で「ポメラ」と書く場合は基本的にDM200のことだと思ってください。

ポメラはコンパクトなサイズをしています。画面サイズは7インチ、重量は580gで、外観はノートパソコンをさらに小さくしたような感じです。そのコンパクトさで、手軽に持ち運びができます。また、開けばすぐに起動するようになっているため、パソコンよりも素早く執筆に移れます。

余計な機能がないぶん、執筆用の機能が充実しています。日本語入力システムは信頼と実績のATOKで、キー操作を自分好みにカスタマイズすることもできます。さらにアウトラインモードや、2つのファイルを同時に開く機能まであります。

また、各種辞典(国語辞典、英和辞典、和英辞典、そして類語辞典)も内蔵されています。これだけあれば文章を書くうえで不自由することはありません。

デメリットは、完成した文章をパソコンで使うのにデータを移行させなければいけないこと。これにはいくつかの方法が用意されています。

  • SDカードにテキストデータを保存し、それをパソコンで読み込む。
  • 無線LAN機能の「アップロード」でEvernoteやメールアカウントにテキストを送信する。
  • 「ポメラSync」でiPhoneやMacのメモ帳とテキストデータを同期する。
  • ポメラのテキストデータをQRコードに変換し、スマートフォンで読み込む。

これらのうち、一番負担が少ないのは「ポメラSync」ですが、Apple製品限定であり、さらにGmailアカウントと事前の設定が必要です。「アップロード」はApple以外でも可能ですが、やはりGmailアカウントと事前設定が不可欠。また、テキストデータをQRコードに変換する方法では、一度に変換できる文章量に上限があります。SDカードは一番確実ですが、いちいちカードを抜き差ししなければなりません。

つまり、どのような方法であっても手間がかかる、ということです。こればかりはどうしようもありません。

よって、ポメラを有効活用するためには、断片のようなメモを作成するのではなく、長文のテキストを作成するよう心がけましょう。

このように、専用マシンであるぶん、メリット・デメリットがはっきり分かれるポメラですが、「日頃から文章を書く」あるいは「パソコンでは執筆作業に集中できない」という方にはぴったりの製品です。

なお、DM200は公式の本体価格は約5万円になっているものの、Amazonならば3万5千円前後(時期によって変動する)で購入できます。購入するなら、Amazonがおすすめです。

参考

ポメラ DM200デジタルメモ「ポメラ」公式サイト

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